2018年12月29日土曜日

年越し風景

吹き付けるその北西の大風には、年末騒然もクリスマス気分も何も漂わない。 
木々のごうごうと唸るのを聞きながら、たんたんと年の瀬が過ぎる。

と、去年の12月に書いてある。
今年もあい変わらず。

先日、柿収穫の手伝いに行ったお家へ、こんどは餅つきを手伝いに。
正月準備。白餅、豆餅、よもぎ餅。それに鏡餅。
明日は東京などに暮らす子どもさんらが帰省するとのこと。

ついた餅をいただいて、ネギのひとかかえをいただいて。
相変わらず、頂き物ばかりでありがたいありがたい……

2018年12月12日水曜日

秋の採集

椎の実(スダジイ)拾い。
少し離れたところにあるお寺にて。
椎の木は時々あるけれど、ここは地面が平で草も刈られているので拾うのに最高の条件。
誰もいない夕暮れ時の境内。どっしりしたお堂、門、大木。
寒くなってきたねー
などと言いながら、小さな実を拾い集める。
煎って食べると美味しい。

2018年11月8日木曜日

極小田んぼの新米

毎年、少しずつ耕して広げてきた秘密の田んぼ。
庭で天日干しして、
父ちゃんが一日がかりで、手作業で脱穀、籾摺り…
やっとのことで約2合の玄米が。
朝から一時間以上かけて土鍋で炊いて…感動の朝ごはん。
穫れた米は、全部で一升半くらいになりそうです。
1年間食べるには、あと100倍は必要かぁ…
と、計算して気が遠くなりました。

(あ)

農作業デビュー


佐渡に来て4年半。
この秋、私もついに農作業手伝いデビュー。
佐渡の特産、おけさ柿の収穫に。

ほんの僅かでも、農作物を作る側に立てたことで、
見えてくる景色が変わるような。
仕事の大変さも、お天気の心配も
担い手不足も、少し我が事として感じられる。

いつもは、父ちゃんに作るついでに自分の分も詰めて、
家で食べるお弁当を、柿畑のプレハブ小屋で。
前夜の残り物のアジフライは、近所の漁師さんから獲れたばかりを頂いたアジで。
それに今朝焼いた、中骨と頭からとった出汁入りの卵焼き。


もらって帰った柿は、切って干し柿に。
(実際はまだ他に竹ざる3枚にぎっしり…)
ついでに、干し芋も。

この豊かさも、漁師さん、農家さんのおかげ。
でもこれが残せるかどうかは、私たち次第。


(あ)



れんこんとマコモ

これは、9月。
我が家の極小田んぼの稲刈りのついでに、
春に根を分けてもらって植えたれんこんを探してみる。
葉が勢いよく出ていたので、期待していたけど、
探せども、探せども…やっとみつけたちいさな節。
水が冷たくなる前に、もう一度探してみよう。

自家用の野菜を作るのが当たり前のここでも、
れんこんを育てているのは聞いた事がない。
いつも頂いてばかりの我が家でも
お裾分けができるかな。
そのくらいたくさん育てるのが夢!?

そして、同じ場所に植えたマコモ。
分けていただいた株が順調に育って3年目。
根元に菌が寄生してできるというマコモダケが今年は豊作。
しかも、ばっちり食べごろに収穫できた!
これも近所では珍しい…ということは、
ちょっとだけ大きめの顔をして、お裾分けして回りました。
きんぴらも間違いないけど、天ぷらが最高です。

そして、長ーい葉は煎じて…
きれいな黄緑色の甘みのある美味しいお茶になります。


(あ)

青い宝石

ブログに書けないまま季節は移り変わります。
実りの季節はなんやかんやネタはたっぷりなのですが。

さて、先月(10月)の写真、クサギの実。
台所の窓から見えるところに木があるので、
穫り時を逃さないように睨んでいました。
昨年、別の場所にもちょうど良い高さの木があるのを見つけましたが、
時期を逃して、実がしぼんでしまっていたのです。
今年は、2本の木を合わせて、そこそこ穫れました。

青い実を外して、冷凍保存。
薪ストーブで沸かしたお湯がたくさん使える頃になったら、
何を染めようかな。

(あ)



2018年9月21日金曜日

なりゆきまかせの畑

だいたいうちの畑は、
ご近所で余った苗を頂いたもの6割
昨年のこぼれ種や
コンポストに紛れた種が勝手に芽を出したもの3割
自分で種を買って蒔いたもの1割
行き当たりばったりの成り行きまかせ
耕す人の性格そのまんま。

夏場は圧倒的に勝手に生えてくるのが優勢。
昨夏はトマトジャングルのようになっていたと思ったら、
今年はかぼちゃジャングル。
あちこちにぐんぐんのび放題だったのが、
途中からうどん粉病が広がり、
台風直撃ですっかり勢いがなくなってしまった。

そろそろ畑の整理をしようとしたけど、
まだ少しは実を付けている、いんげんやトマト、きゅうり、
種を落としてもらいたい青じそ、赤じそを始末できず、
中途半端にちょっとだけ耕す。

待ってるのは頂き物の白菜の苗、
あと少し残ったカブとほうれん草の種。

畑を整理していたら、
出てきた小さなかぼちゃたち。
(あ)


2018年4月24日火曜日

シロウオ。獲れるという話は聞いていたけど
売られているのを初めて見た。
後日、かき揚げで食べる機会があった。

のどかな日が続く。日も長くなっていろんな仕事がはかどる。

2018年4月12日木曜日

食って生ける


食べ物があちこちに生える。
採って歩く、何か作る、食べる、をして過ぎてく時間。

2018年4月1日日曜日

春の朝

冬のなごりが朝陽に融けてく。

2018年3月29日木曜日

牛と春

2日ほど牛小屋の隣で仕事してた。
春の陽ざしに汗ばむ、日焼ける、堆肥も香る。

2018年3月26日月曜日

萌え

 もうすぐ梅だ。
ダメかと思ったバラもだ。
春が来たのだ。

2018年2月3日土曜日

寒さ感覚

うちも断水した。
お隣さんが「うちは井戸水が出るからくみにおいで」
と電話をくれておじゃまする。とっても助かる。
日々から助けてもらいっぱなし。

あとは雪があることが幸いでそれを溶かしたりでしのぐ。

寒波前は、0度近くまで冷える朝は「寒~」と感じるが 先日の寒波でマイナス4度あたりまで経験すると0度の朝は 「ああ今日は楽だなぁ」と平気だから不思議だ。 

2018年1月30日火曜日

氷 河

河が凍ってるのを見た。
ゆっくり流れてた。

氷 洗濯機

こんなことはあまりないです。
今朝の洗濯は洗濯槽に溜めてあった水の凍ったのを
かき出すことからスタート。
このあと排水電磁弁が凍り付いてることが分かり
アレやコレやと溶かす手だてで半日過ぎた。

2018年1月23日火曜日

積雪

やっと、雪遊びができる積雪が先週あった。
雪は「白い」ってのがいいよね。
週明けて、みんな溶けた。

月見、花見、「見」る遊びが色々。
火見、って語はないようだ。
けれど飽きずに眺められるのだから火見もある。
「……これはなかなかの炎だ」
「深い炭火だなぁ……」
次の仕事を忘れてついつい眺める。

2018年1月13日土曜日

天候 冬 その2


ここらの冬、といえば
寒さでも雪でもなく「風」なのだけど
今週は雪が勝った。

2018年1月11日木曜日

はっぴーにゅーいやー


海外からの友人に日本のお正月を体験して欲しくて
いつも以上にがんばったおせち作り。
お重は夜にゆっくり頂くとして、
まずは小さなお膳でお祝い。
お正月だけ登場する祖母宅からのお椀、
友人のおじい様宅からのお膳、
この時のためだけに出すハレの器。
また来年使えるようにきれいにして
ていねいに包んでまた仕舞う…
おせちをひとつひとつ準備することと共に
物を大切に扱う心を
胸に刻んでくれる時間だなと思います。

友人達は初めて触れる本物の漆器に大感激でした。
(あ)

お正月準備


スイスから無事にやってきた友人カップル。
何か手伝ってくれると言うので、
鬼ぐるみを割って中身をかき出してもらった。
とっても根気がいる作業!
この貴重な実をおせちの田作りとたたきごぼうに。


お雑煮と鏡餅用にぺったん。
杵がわりの綿棒が細すぎてなかなか大変…
(あ)

こんにゃくづくり


年末からのお客さん用にたっぷり仕込むおでんにも
使えるし、おせちの煮しめにも使えるし…
ってことで、年末29日の夜にえいやっと作ることにしたこんにゃく。
それが間違いのはじまり…
わら灰を準備する手間を省いて、
洗濯用に作ってある木灰の灰汁を使ったのが悪かったのか、
固まらずに大失敗!
もったいないので何とか復活させようと苦闘、
結局、父ちゃんに藁を燃やしてもらい
新たに灰汁を作って、翌日まで持ち越して、
なんとかぎりぎり食べられるものに。

やっぱり年末にこんなギャンブルは良くなかった…
忙しい時こそ魔が差してしまうのだ〜
(あ)

2018年1月5日金曜日

作業 冬の仕事

冬の仕事ととして竹かごを作る。竹修行3冬目。
12月は例年になく悪天続き。で、半年ご無沙汰してた
先生のんとこへ毎日のように通った。
かご作りは、竹ひごを作りが仕事7割。
身の回りの物を材料にできる仕事はそれだけでもいい仕事だよなぁと。
家の周りも材料だらけ。天気は悪てもタスクだらけ。