2018年11月8日木曜日

極小田んぼの新米

毎年、少しずつ耕して広げてきた秘密の田んぼ。
庭で天日干しして、
父ちゃんが一日がかりで、手作業で脱穀、籾摺り…
やっとのことで約2合の玄米が。
朝から一時間以上かけて土鍋で炊いて…感動の朝ごはん。
穫れた米は、全部で一升半くらいになりそうです。
1年間食べるには、あと100倍は必要かぁ…
と、計算して気が遠くなりました。

(あ)

農作業デビュー


佐渡に来て4年半。
この秋、私もついに農作業手伝いデビュー。
佐渡の特産、おけさ柿の収穫に。

ほんの僅かでも、農作物を作る側に立てたことで、
見えてくる景色が変わるような。
仕事の大変さも、お天気の心配も
担い手不足も、少し我が事として感じられる。

いつもは、父ちゃんに作るついでに自分の分も詰めて、
家で食べるお弁当を、柿畑のプレハブ小屋で。
前夜の残り物のアジフライは、近所の漁師さんから獲れたばかりを頂いたアジで。
それに今朝焼いた、中骨と頭からとった出汁入りの卵焼き。


もらって帰った柿は、切って干し柿に。
(実際はまだ他に竹ざる3枚にぎっしり…)
ついでに、干し芋も。

この豊かさも、漁師さん、農家さんのおかげ。
でもこれが残せるかどうかは、私たち次第。


(あ)



れんこんとマコモ

これは、9月。
我が家の極小田んぼの稲刈りのついでに、
春に根を分けてもらって植えたれんこんを探してみる。
葉が勢いよく出ていたので、期待していたけど、
探せども、探せども…やっとみつけたちいさな節。
水が冷たくなる前に、もう一度探してみよう。

自家用の野菜を作るのが当たり前のここでも、
れんこんを育てているのは聞いた事がない。
いつも頂いてばかりの我が家でも
お裾分けができるかな。
そのくらいたくさん育てるのが夢!?

そして、同じ場所に植えたマコモ。
分けていただいた株が順調に育って3年目。
根元に菌が寄生してできるというマコモダケが今年は豊作。
しかも、ばっちり食べごろに収穫できた!
これも近所では珍しい…ということは、
ちょっとだけ大きめの顔をして、お裾分けして回りました。
きんぴらも間違いないけど、天ぷらが最高です。

そして、長ーい葉は煎じて…
きれいな黄緑色の甘みのある美味しいお茶になります。


(あ)

青い宝石

ブログに書けないまま季節は移り変わります。
実りの季節はなんやかんやネタはたっぷりなのですが。

さて、先月(10月)の写真、クサギの実。
台所の窓から見えるところに木があるので、
穫り時を逃さないように睨んでいました。
昨年、別の場所にもちょうど良い高さの木があるのを見つけましたが、
時期を逃して、実がしぼんでしまっていたのです。
今年は、2本の木を合わせて、そこそこ穫れました。

青い実を外して、冷凍保存。
薪ストーブで沸かしたお湯がたくさん使える頃になったら、
何を染めようかな。

(あ)